企画展vol.64
作家業30周年記念「彫刻家 大森暁生展 ―言葉、樹に沁む―」
2026.2.13.Fri ~ 2026.3.29.Sun
Open 9:00~21:00(L.O.20:30)※営業時間はイベント等の都合で変更になる場合がございます。文喫 六本木 オフィシャルサイトにてご確認ください。
入場無料(一部有料エリアへの展示あり) ※有料エリアは15分程度の無料見学も可能です。ご希望の方はスタッフまでお声がけください。
本展は、大森氏の創作において「言葉」が欠かせない要素のひとつであることから、約3万冊の本が並ぶ「文喫 六本木」の店内全体を会場とし、各所に作品を展示することで、創作の源泉であるさまざまな“言葉”に囲まれながら、作品がもつ独自の世界観を味わえる構成となっています。会場では作品展示のほか、“大森イズムをつくった本”として、大森氏自らが選書した本の展示・販売も行います。
また、2月20日(金)には、開催を記念した特別企画として、大森氏に大きな影響を与えた漫画家・上村一夫氏の長女である上村汀氏(上村一夫オフィス代表)をゲストに迎えたトークイベントを開催します。これにあたり、会期中は店内にて、上村一夫氏の原画展示も行います。
全国の美術館や百貨店、ギャラリーで数多くの展覧会を重ねてきた大森氏にとって、本展は、その表現の原点に立ち返る個展です。ぜひ文喫 六本木の空間で、大森暁生の世界をご体感ください。
「協力:株式会社4Ⅾ」
〈展示作品例〉

血路のテーブル ーCougar ー
H205×W296×D95(cm) 楠、檜、漆、彩色、脚用金具 2023
©AKIO OHMORI Photo : KATSURA ENDO


死に生ける獣 – Babirusa –
H72×W105×D36(cm)
楠、漆、彩色
2016
Photo : KATSURA ENDO

夜咲華 ー上村一夫へのオマージュー
H310×W225×D60(mm)
ブロンズ、金箔、銀箔、彩色
ED100
AP10
Photo:KATSURA ENDO

Glorious images Type-A
H42×W32×D7(cm)
ブロンズ、ステンレス、漆、アガチス
2012
ED 100
AP 10
Photo:KATSURA ENDO
■特別企画
①トークイベント開催「上村汀 × ⼤森暁⽣『⾵狂のすゝめ』」
漫画家 上村一夫氏について、久世光彦氏(演出家・小説家)は「風狂のひと」と評したという。
彫刻家 大森暁生は自著「木端と言端」の前書きを「粋狂」という言葉で締めている。
表現においての「狂」とはなにか。
漫画と彫刻、生きた時代も違う二人のシンパシーを、上村一夫氏のご息女である上村汀さんをゲストにお迎えして紐解きます。
開催日時:2026年2月20日(金)19時~(開場は18時~)
参加チケットはPeatixにて発売:https://bunkitsuomoriakio20260220.peatix.com
② 筆記具メーカー「ステッドラー社」との限定コラボ商品の販売
・ステッドラー社限定コラボ商品【大森暁生×文喫 】770シャープペンシル0.5㎜
・ステッドラー社限定コラボ商品【大森暁生×文喫 】ウォッシャブルペーパーペンケース
③ “大森イズムを作った本”の展示
大森暁生氏が影響を受けてきた漫画家 上村一夫氏、落語家 立川談志氏、写真家 岩合光昭氏らの著書をはじめ、作品製作の参考とした本など、大森氏を構成する多彩な要素を本という角度から大森氏のコメントともに展示します(一部販売もあり)。
展示本の中には、初版本や絶版本もあり、今では購入できない一冊も。
④ 『翼霊』の展示
テレビドラマ「ふったらどしゃぶり」(MBS・2025年1月放送)に登場した『翼霊』を展示します。
本展では、過去の展示よりもさらに、作品を間近でご鑑賞いただけます。

翼霊
H195×W53×D73(cm)
楠、漆、麻、栂、銀箔、GESSO
1997
Photo : D.B.Factory
■作家からのメッセージ
「作品はどういう時に思いつくのか?」「どうしてこんな発想が生まれるのか?」
頻繁にいただくご質問です。
よくよく考えてみれば、自身の彫刻作品は”言葉”から生まれることが実に多く、
自分でも意外に思います。
たしかに作品にはいつもストーリー性を大事にしていて、
それは”言葉”がきっかけであればごくごく自然なことなのかもしれません。
言葉から生まれた作品たちがやがて言葉を発し、そして文喫の「言葉降る森」の中で
また新たな言葉を吸収し、お客様と自分を次の世界へと連れて行ってくれる。
今回の個展はそんな場所になればと思っています。
彫刻家 大森暁生
〈作家プロフィール〉
大森 暁生 おおもり あきお
1971年 東京生まれ
1996年 愛知県立芸術大学美術学部彫刻専攻卒業
1995年~2002年 『籔内佐斗司工房』にて彫刻家 籔内佐斗司氏のアシスタントを務める
1999 荒川区町屋に工房D.B.Factory開設
2005 工房を足立区北千住に移転 現在に至る
国内外の美術館、ギャラリー、百貨店、アートフェア等での発表に加え、多くのファッションブランドやレストラン、ミュージシャンやテレビドラマ・映画等、異分野とのコラボレーションも積極的に行い表現の幅を広げる。
大森暁生フォトエッセイ+作品集 PLEASE DO DISTURB(芸術新聞社)
大森暁生作品集 月痕 つきあと(マリア書房)
大森暁生作品写真集 しあわせな彫刻(芸術新聞社)
|幻触|彫刻家 大森暁生(芸術新聞社)
木端と言端 ー彫刻家の作品と言葉ー(美術出版社)
イベント
所在地
〒106-0032 東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F
文喫とは
―― 文化を喫する、入場料のある本屋。
人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで約三万冊の書籍を販売します。一人で本と向き合うための閲覧室や複数人で利用可能な研究室、小腹を満たすことができる喫茶室を併設しています。エントランスでは約九十種類の雑誌を販売。普段はあまり出会うことのできないラインアップも交え、来店されたお客様の新たな興味の入り口となります。また、企画展も定期的に開催します。
文喫のたしなみ方
入場料 2,750円(税込)※土日祝は3,630円(税込)
一、総合受付で入場バッジを受け取る
二、飲食受付で珈琲・煎茶(おかわり自由)を受け取る
三、じっくりと本を選び、好きな席で過ごす
四、意中の一冊と出会うかもしれない
五、店内の全ての本が購入可能
六、お帰りの際は入場バッジを受付に返す
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